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ご挨拶

「医療」とは、人間の健康の維持、回復、促進、病気の状態に対して回復させるか悪化を阻止しようする行為などのことをいいます。法律的な資格により医師が中心にとなって行われますが、美容上の目的をもって行われる手術など医師の行う行為一般に関しても、最も安全で確実な技術を提供できると期待され、施設・器材も病気の医療のためのものと共用できることなどから、それらの行為を限定した上で医療の定義のなかに入れられることもあります。

医療行為とは、人の傷や病気の治療・診断または予防のために、医学に基づいて行われる行為です。そのような業務に従事する者を医療従事者と呼びます。対象者の生命・身体・精神の根幹に関わるものであるため、他の職種と比較しても特に高い専門性が要求されます。ただし、専門的知識を持っていることも大事ですが、さらに患者さんの生活を支援するために、患者さんの個性・生活を知ることも重要であり、「人が嫌いでないこと」「人間としての経験を積むこと」「知識を使うことの責任を知っていること」「変化に対応し自分自身を変えてゆく能力」などが求められているともされています。

「チーム医療」と言う言葉が医療現場では近年よく使われるようになりました。

一昔前は、薬剤師さんは薬局にこもって調剤をし病棟に来ることはめったにありませんでしたが、今は薬剤師さんが患者さんのベッドサイドへ行き、お薬の説明や服薬指導を行っています。
栄養士さんも、同様です。調理場にこもることはなく病棟や病室にも姿を見せて、患者さんに「食べられていますか」などと声をかけたり、医師や看護師と相談して食べやすいメニューを考えたりする時代になりました。

患者さんの中には、医師には丁寧にお礼を言い、医師の指示は良く守るけれど、薬剤師や栄養士は医師よりも一段下のように見下す人が少なくありません。
また、待たされた苦情や夕食の時間をもっと遅くしてほしいなどの要望を、医師や看護師には言えないのに、事務員や栄養士には理不尽な言いがかりをつけるたり、無理な要求をする人も時々見受けられます。

しかし、医師も看護師も事務員や栄養士に色々と助けられて診療を行っています。

バレーボールで言うと、薬剤師や栄養士、事務員はレシーバーで、医師はスパイカーといった感じで、医療は多くのスタッフが互いに協力し合あって成り立っています。

どんなに腕のいい外科医でも、看護師や事務員、検査技師、栄養士などのスタッフがいなければ手術はできません。
そして電力会社やガス会社、水道局、製薬会社等が電気やガスや水、薬剤など手術に必要なものを供給・提供してくれないと、外科医も単なるおじさんやおばさん、お兄さんやお姉さんにすぎません。

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